(福井市)鉾ヶ崎墓地公園 しらゆりの杜 / 墓地区画販売

お墓選びのポイント

【 使用規則に従うことが必要 】

お墓の使用者はお墓を勝手に使えるのではなく、使用規則などに従う必要があります。 使用規則を守らなかった場合には、使用権を失うこともあり得ます。使用規則は、きちんと読んで理解しておくことが大切です。

【 交通の便は良いか 】

お墓は建てることに意味があるのではなく、お参りを続けることにこそ意味があります。 そのためにも、交通の便が良く、できれば住居から近い所が望ましいのです。

【 造成がしっかりしているか 】

山の中腹にある墓地などは、眺めも良いし、墓地全体が変化に富んでいて、悪い環境ではありません。 しかし、傾斜地の場合は、造成がしっかりしている必要があります。自分のお墓の造成はしっかりしているけれども、上部にあるお墓の地盤が崩れて被害に遭うこともあります。 前述の水はけの良し悪しも、造成を見る手がかりとなります。

石材業者の選び方

【 地質構造を調べてくれるか 】

お墓も土台などの基礎工事が重要です。基礎工事がしっかりしていないと、大雨で基礎が崩れたり、地面が陥没したりして、墓石が倒壊することもあり得ます。お墓の工事では、その墓地の地質の構造や水の流れなどのことを、よく調査する必要があります。そうした、調査体制の整っている業者を選ぶことも大切ですが、その墓地で長年お墓造りをしてきた業者を選ぶ、という選択肢もあります。その墓地のことなら、隅から隅までわかっているからです。その墓地での実績の積み重ねが、安心感につながります。

【 価格が明確か 】

ほとんどの人が初めてお墓を建てるわけですから、見積もりの見方もよくわからない、ということが少なくありません。信頼のできる業者なら、見積もりの根拠を、明確にわかりやすく説明してくれます。

【 アフターサービスが良いか 】

お墓もメンテナンスが必要です。石の堅牢な建造物ではあっても、日光や風雨にさらされることによる、墓石の劣化もあります。墓石を長い間にわたって維持してゆくための、アドバイスをしてもらえることは大切です。

いつ建てる

【 建墓の期限を守る 】

お墓をいつまでに建てたらよいかということには、決まりはありません。ただし、墓地使用規則にお墓の使用権取得後、○年以内に墓石を建てなければならない、と決められている場合には守らなければなりません。

【 すぐに建てられないとき 】

お墓は取得したけれども、経済的にすぐには墓石を建てることができないことがあります。そういうときは、無理をせず、建てられるようになってからでよいのです。

【 段階的に建てる 】

お墓を一度に完成させるのではなく、少しずつ建ててゆくこともできます。その場合、ふつうは次のような順序になります。
1.境界石とカロートを設置する
2.外柵や門柱などを設置する
3.墓石を建てる

お墓を建てる手順

【 予算を決める 】

まず、墓石にどれだけの費用をかけられるのかを、決めておきます。ふつうは、お墓を取得するときに、お墓の永代使用料がいくら、工事費を含めた墓石代がいくらと、予算を立てます。墓石の大きさなどは、予算によって決まってきます。そのうえで、どんな形にするかを決めます。まず、自分の持っている墓石へのイメージを具体的な形にします。

【 石は自分の目で見て 】

どんな石を選んだらよいかは、素人にはなかなかわかりません。いちばんいいのは、実際に建っているお墓を見ることです。写真や石材の見本などではわからないさまざまなことが見えてくるでしょう。石材業者が決まっているのなら、その業者が施工したお墓を見せてもらうとよいでしょう。

【 墓相への対処の仕方 】

お墓を建てるにはこうしなければいけない、といわれている事柄が墓相です。墓相は、家運や人生の吉凶に影響を与えるとされています。お墓の向き、墓石の形・材質・色、墓石に刻む文字、周囲の環境、植樹、建墓の時期など、さまざまな事柄が墓相として挙げられ、吉凶の個所がされています。

墓地・墓所・墓石の違い

墓地 - お墓が設けてられている区域
墓所 - 個々のお墓が建っているところ、あるいは建つ予定のところ
墓石 - 墓所に建っている建築物

お墓の形態

【 合祀墓(代々墓) 】

「合祀墓」とは、表面に「○○家之墓」「○○家代々之墓」「○○家」などと刻んだ墓碑を一基だけ建て、お骨を納める度に、墓誌(霊標)か墓碑の裏面や左右に戒名や法名を列記していきます。こうして代々のお骨をあわせて祀っていくところから代々墓とも呼ばれています。

【 個人墓 】

表面に「○○○○之墓」と記された個人専用のお墓です。

【 比翼塚 】

夫婦二人のお墓です。表面には夫を右側にして夫婦両名の戒名や法名を刻みます。(従って遺された方も戒名を受けておかなければいけません)。故人のそれは墨で黒く塗り、遺された人のそれには朱を入れておき、亡くなった時点で墨に変えます。

【 会社墓・団体墓 】

会社や団体がお墓を造ることもよくあります。その会社や団体に貢献した多数の人々を合祀するものです。

お墓の構成

【 墓石 】

竿石、上台石、下台石、芝石の4個の石で構成する場合と、芝石を省いて3個で一対にする場合とがあります。

【 花立て・水鉢・香炉 】

花立て・水鉢・香炉は墓石の前に設置されます。花立ては水鉢を挟んで左右に一対設けます。

【 拝石・敷石 】

お墓の入口と墓石を結ぶ通路になるのが敷石です。敷石は敷板石、縁石とも呼ばれます。墓石の手前には一回り大きい拝石を埋めます。

【 墓誌 】

合祀墓によく見られます。そのお墓に埋葬されている先祖の記録誌として建てられます。霊標、戒名板、法名碑などとも呼ばれます。片面のものと両面のものとがあります。一人一人の戒名、没年月日、享年、俗名などを刻みます。 一代墓でない限り、石碑(仏石)に戒名法名を連記することは避けるべきです。

【 塔婆立て 】

墓石の後ろにある、卒塔婆を立てる台です。

【 灯籠 】

墓所全体に対しての献灯。

【 供物台 】

自然石やテーブル型などがあります。

【 名刺受け・供物台 】

名刺受けや供物台、灯籠、塔婆立てなどの付属品もありますが、全てを揃える必要はありません。お墓のスペースや予算に応じて考えましょう。

【 納骨棺 】

遺骨を納める納骨室のことです。唐櫃(カロウド、一般的にカロート)とも呼ばれます。

【 境界石・外柵 】

隣接するお墓との境界をはっきりさせるのが境界石と外柵です。境界石は巻石、境石などとも呼ばれ、流水などを防ぐ役目もします。一般的には簡単な延べ石を敷きます。他には、入口を設けたっもの、高さ数10cmの舞台式、階段式などがあります。門柱や玉垣と呼ばれる外柵をつけた豪華なものもあります。

【 外柵(境界石) 】

巻石、境石などとも呼ばれます。隣接するお墓との境界をはっきりさせるとともに、流水などを防ぐ役目もします。

お墓と税金

不動産取得税についても、固定資産税・都市計画税についても、いっさい課税されません。そもそもお墓の権利は、所有権を取得するのではなくて使用権を取得するにすぎないからです。墓地の経営主体は、制限されていますが、墓地を経営した場合で使用権ではなく墓地の所有権を持っていたとしても、これらの税金はかからないことになっています(地方税法七三条の四第一項二号・三四八条二項四号・七〇二条の二第二項)。

墓石の加工様式

【 スリン加工 】

仏石に座布団を敷いたような形です。

【 蓮華加工 】

蓮の花を擬したもの。

【 亀腹加工 】

亀甲を模した形で、仏教絵図に見られる縁起の動物である亀の背に仏石を祀る形です。

【 額縁加工 】

位牌に擬した形で、仏石の正面に額縁の輪郭の加工を施しています。

【 中箱加工 】

仏石頭に施す箱形の加工です。特に由来はありません。

【 猫足加工 】

石の花台とし、上に仏石を祀ります。

【 大名型加工 】

石の屋根型笠を仏石の上に置きます。一般的には額縁加工と共に加工されます。

【 水垂加工 】

水切り加工とも言い、上台に加工を施して、仏石の水切り状態を保ちます。

石の種類

【 御影石 】

御影石というのは花崗岩の俗称です。兵庫県の御影地方が花崗岩の産地として有名だったことから、こう呼ばれるようになりました。この地方からでる御影石は「本御影」と呼ばれ、御影石の中でも最高級品とされていますが、現在ではほんのわずかしか産出されません。

【 黒御影 】

現在墓石として最も広く使われている黒御影は、斑糲岩質および閃緑岩質の黒御影です。国内では福島県が主な産地ですが、大部分は海外から輸入されています。

【 青御影 】

青御影は、比較的柔らかい石から硬い石まで様々です。 御影石の中でも最高級品です。

【 白御影 】

花崗岩質で白い色の石材です。昭和20〜30年代には、墓石は圧倒的に白御影が使われていました。しかし昭和30〜40年代に黒御影に取って代わられました。しかし、関西地方では昔から今に到るまで瀬戸内地方で産出される白御影が主流です。

【 福島黒御影石 】

花崗岩質で白い色の石材です。昭和20〜30年代には、墓石は圧倒的に白御影が使われていました。しかし昭和30〜40年代に黒御影に取って代わられました。しかし、関西地方では昔から今に到るまで瀬戸内地方で産出される白御影が主流です。

【 浮金黒御影石 】

斑糲岩(はんれいがん)。福島県田村郡小野町付近から産出。かすかに白の斑点があり墓石用石材の国産黒御影石の最高級品です。

【 青葉みかげ 】

花崗岩。福島県相馬郡飯館村付近から産出。石の目は中目系と荒目系があり、埋蔵量は豊富です。

【 牡丹石 】

斑糲岩(はんれいがん)。福島県田村郡船引町付近から産出。日本の代表的な黒御影石です。墓石用石材の高級品です。

【 真壁御影石 】

中目、小目の2種類を中心とした白色系に近い色調。他に、青小目がありますが、産出量が少なく高級品です。茨城県真壁郡真壁町から産出されます。

【 羽黒青糠目石 】

花崗岩です。茨城県西茨城郡岩瀬町から産出されます。青みを帯びた目の細かい花崗岩です。

【 稲田石 】

花崗岩で、中生代の黒雲母花崗岩です。茨城県笠間市稲田から産出されます。

【 本小松石 】

神奈川県の真鶴付近から産出されます。糲目の淡灰緑色の色調で関東の最高級墓石の中心でした。安山岩系で、硬度、吸水率の数値は劣るもののでき上がりの色調の品位は最高級品の風格があります。ただし、色調の退化、石目磨きの退化が早いのが欠点です。

【 岡崎石 】

愛知県岡崎市米河内町付近から産出されます。白色系中目質や青みを帯びた細粒質のものなど各種あります。比較的柔らかくねばりがあって加工に適しています。細粒質のものは墓石として最高級品です。

【 本御影石 】

御影石の語源となった銘石淡紅色を帯び、石質は細粒で硬く磨面のつや持ちが良く墓石に最適な石質。現在、採石はなく限られた在庫原石は「幻の石」として超高値です。色調等が類似する岡山県産出の「万成石」は淡紅色に高級感を持つ地域には好評です。

【 庵治石 】

日本の銘石の代表格で、墓石石材として最高級品です。青みを帯び「斑(ふ)が浮いている」とよく表現される鱗状のかすかな文様が特徴です。

【 大島石 】

庵治石とならぶ日本の銘石の代表格の最高級品です。青みを帯び、石質は細粒で硬く磨面のつや持ちがよく、変色しにくい等の墓石に最適な特質を持つ。愛媛県越智郡宮窪町付近で産出されます。

【 万成石 】

岡山県笠岡市万成町付近から産出されます。中生代の角閃石・黒雲母花崗岩です。中〜祖粒で、淡紅色長石を含む桃色御影です。

【 北木石 】

白系御影石の代表銘柄、石質は硬く均一な石質の長尺大材がとれます。色目は淡い桜色から錆石と呼ばれる赤色系までの濃淡があります。

【 内垣石 】

産地の名から「犀川石(さいかわいし)」とも呼ばれ、九州を代表する銘石です。硬い石質、磨面のつやを持ち、細かい石目、青みを帯びたグレーなど、墓石材として最適な特質を持っています。

【 唐津石 】

緑灰色の色調、磨面はにぶい光沢、安山岩系であって雲母が多く加工しやすいため、古くから佐賀を中心として利用されています。

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